山岳/シールドトンネル#
山岳トンネル、シールドトンネルは、円形の断面をもつトンネルです。
設置場所、シーンにあわせて選択してください。
一般的な山を通るトンネルは、山岳トンネルが適切です。
地下鉄、都市部の新路線などのシーンは、シールドトンネルと開削トンネルの組み合わせが向いています。
線路本数#
シールドトンネルは、単線、複線があります。山岳トンネルは、加えて3線のトンネルがあります。
地下鉄#
基本的な組み立て方のページをご参照ください。
地上で地下に構築するトンネル、線路、駅をすべて組み立てて、まとめて地下に移動します。
山にトンネルを設置#
すでにある山にトンネルを通す場合、線路、トンネル(+ポータル)、擁壁の順に設置します。
線路#
山に線路を設置します。線路部品は、ジオメトリを開いて、「高度数値入力」にチェックを入れて、y,y2ともに0を入力してください。
ジオメトリで設置高度を入力することで、山の中に線路を通します。
掘割#
平面ブラシでトンネル前の掘割を作ります。ブラシ設定の平面高度を0にして、細めのブラシで線路に沿って掘割をつくります。
適時、試運転で地形の状態を確認してください。削り過ぎたら、石膏ブラシなどで盛り上げてください。
ポータル、トンネル設置#
ポータル、トンネルを設置します。ジオメトリを開いて、「高度数値入力」にチェックを入れて、y,y2ともに0を入力してください。
ポータル周辺を整地する#
ポータル周辺を整地します。ポータル前の線路周辺は、平面ブラシで高度0mmにします。
ポータル内部は、平面ブラシで高度60mm(ポータルによって異なります。下記リスト参照)にします。
ポータル | 内部地形高度 |
---|---|
レンガポータル | 51mm |
山岳トンネル3線 | 60mm |
上記以外 | 60mm |
ポータル内部で図のような地形を形成します。
地形メッシュは20mm単位で構成されています。地形の高度、ポータルの穴あけは、20mm単位のメッシュごとに行われます。微調整は、大きさ20mmのブラシ形状で行います。
地形に穴を開ける#
ポータル周辺の調整が完了したら、地形に穴を開けます。ドリルブラシで20mmのブラシ形状を使用して、地形メッシュ1単位ごとに慎重に穴を開けてください。
穴あけがずれたら、テクスチャーブラシで塗り直して、再度、ドリルブラシで開けてください。
擁壁の設置#
ポータルの左右に擁壁を設置します。擁壁は、垂直または傾斜のある部品があります。お好みで使用してください。
作例では、階段付きの両側擁壁を設置しています。
ポータルに設置する擁壁は、ジオメトリで設置高度を0にしてください。
擁壁は、二段重ねにすると高くできます。
トンネル上部法面の設置#
地形によっては、さらにトンネル上部に法面を追加してください。
上部法面は、ジオメトリで設置高度を0にしてください。この部品はポータルの高さ分、空中に浮いた状態でモデリングしています。
上部法面は、140mmと180mmの部品があります。地形に合わせて選択してください。
ポータル幅の調整#
ポータルを2つ以上並べて設置したときに、間隔を調整する場合は、ポータルとポータルの間にポータルブロックを使用してください。