地下空間レンダリング#
Version 6.1.0.510より地下空間レンダリングが利用可能になりました。
地下空間#
トンネル、地下鉄プラットホームは、設置高度が地面より下になったときに「地下空間レンダリング」の対象になります。
太陽光ではなく、地下空間専用のライトでレンダリングされ、夕日など太陽光の影響がなくなります。
地下鉄ホームは、組み込み光源を片側によせて配置されています。Y軸角度は、そろえて配置してください。(角度が混在すると明暗がまだらになります。)
スクリーンスペースでレンダリングされる「影」「フォグ」は、地上、地下で共通になります。
ポータル、シェッド#
ポータルは、地上構造物として太陽光でレンダリングされます。
地上の構造物#
地上用のストラクチャーは、通常は、地面より下に配置しても太陽光でレンダリングします。
部品情報の「地下ライトを有効にする」をチェックすると、地面より下に配置したとき地下空間のライトでレンダリングします。
人形はビルボードという仕組みで表示されます。地下に配置して、「地下ライトを有効にする」にチェックしたビルボードは専用のライトでレンダリングされます。
レール#
地上から地下への境目に配置したレールは、太陽光でレンダリングします。その上を通過する列車は、位置によって太陽光と地下ライトをミックスしてレンダリングします。レールの長さ=ライトが変化する区間になります。適切な長さのレールを配置してください。
長いレールの大部分が地上側の場合、地上で列車が暗くなりすぎます。この場合は、複数の短いレールに置き換えてください。
エミッター、パーティクル#
エミッターの部品情報で「地下ライトを有効にする」をチェックすると、地面より下に配置したとき生成されるパーティクルは、地下ライトでレンダリングされます。
通常合成のみです。半透明、加算などは、地上と同じです。
列車#
列車は、通過するレールの状態によって、太陽光、地下ライトを切り替えます。
1両単位でライトカラーを決定します。地上と地下の境目に配置されたレール上で、徐々に太陽光から地下ライトへ変化します。
編成の基本設定で「地下ライトを無効にする」をチェックすると、常時、太陽光でレンダリングします。