リリースノート 6.1.0.500#
2024/07/25 15:00 公開
重要#
VRMNXのコアエンジンが新しい世代に移行しました。
古い世代のセットアップで組み込んだ部品が、起動時にロードされない場合があります。 大変お手数をおかけいたしますが、ツールボックスに新設された「パッケージ」ボタンをクリックして、ロードされていないパッケージを再登録してください。
再登録していただくと、部品が利用可能になります。
新しい機能#
- VRMNXのコアエンジンを新世代に移行。全体的な動作の高速化、動的な部品の追加など実装。
- VRMNXパッケージのアプリからのセットアップができるようになります。ツールボックスの「パッケージ」ボタンで組み込み済みパッケージのリストと追加セットアップができます。(製品付属のセットアッププログラムでのシリアル入力が不要になります。)また、レイアウト制作中のパッケージ追加が可能です。
- VRMONLINE-NXもレイアウト制作中にパッケージ追加が可能です。
- VRMCLOUDもレイアウト制作中に自作車両部品を追加可能です。
- 編成の車両管理を新しいエンジンに切り替えました。
- 新しい自動センサーエンジンを搭載しました。自動センサーのチェックボックスで新旧変更できます。新しく配置した自動センサーから適用されます。旧バージョンで配置したセンサーは、プロパティーから切り替えできます。(ATS V2をご参照ください。)
- 自動センサーに実行ログ機能を追加しました。
- 自動センサーにクルーズ制御コマンドを追加しました。
- ビュワーの視点操作を新エンジンに移行しました。フリック、ドラッグ、キーによるスムーズな画面操作ができます。(ビュー操作を参照してください。)ビュワーで感度調整ができます。また、運転画面とシステムカメラの操作系を統一しました。
自動センサーの互換性について#
自動センサーは、従来型エンジンと新世代エンジンを搭載しています。コマンドの動作の多くは互換性があります。
ステータス演算について異なるデータ型の演算が実装されました。新旧エンジンともにこの動作が適用されています。旧エンジンの自動センサーで動作が想定とことなる場合は、実行ログを確認して、ステータスの値が想定した結果になるようコマンドを変更してください。
コマンドに[V2]表記がある場合は、新世代エンジンでのみ動作します。従来型エンジンではスキップします。
従来型エンジンと新世代エンジンでは、検出タイミング、コマンドの実行タイミングがことなります。自動センサーを新型に切り替えたとき、タイミングの違いで挙動がことなる可能性があります。動作に違いが生じた場合は、実行ログを確認して、コマンドの実行順序を調整してください。
新しいスクリプト#
モーションパスに命令追加。時間制限のない一時停止、再開命令。
- Pause()
- Resume()
変更、修正#
- VRMCLOUDの開発中項目をメニューから削除しました。
- 部品をマウスでドラッグしたとき、パレットとあわせてレイアウトツールも一時表示OFF
- 地下駅プラットホームの夜間対応
- イルミネーションの表示(レンダリングの関係で昼夜点灯します)
- 部品をレイヤーツリーに追加する順序を先頭から末尾に変更(結果、複製などで部品の順序が維持されます)
- ゲームパッドのBackキーで視点切り替えができます。
- ビュワー起動時にシステムカメラを使用する場合の座標指定がボタンでできます。
- 自動センサーのステータス演算でデータ型がことなるときの演算を実装しました。
- 自動センサーの動作エディターを表示したとき、パレットを非表示にします。
- TOMIXの価格データベースを2024/07時点に設定
- ダイアログのフォントを変更
- 起動時の画面表示
実装予定項目#
次回以降の更新で実装予定です。
- 自作ストラクチャー(VRMCLOUD)
- テクスチャークラウド
- ミー散乱