接続部分の自動調整#
鉄道模型シミュレーターのレール、ストラクチャーは、数学的に計算、配置されます。実際の模型製品は、レールのつなぎ目に発生する隙間や、レール自体のたわみによって、大きな誤差を目立たなくなります。
レール、ストラクチャーの計算誤差などによって発生する隙間を仮想的になくす機能です。ジョイント座標はそのままで、部品の外観を変形して隙間をなくします。
レールの接続部分の自動調整。自動調整が適用された部品のジョイントは、黄色で表示されます。部品本体の黄色ジョイントは、赤色ジョイントと大きくずれていますが、自動調整により部品の外観は隙間なく接続されます。
チェックを変更した場合は、自動調整の対象をチェックして、「自動調整を更新する」ボタンを押してください。レイアウト全体の自動調整が行われます。
作成するレイアウトの内容に合わせて、設定してください。設定後は、チェックした対象に自動調整が継続して適用されます。
初期状態は、線路のみ適用されます。
自動調整は、単線の線路などジョイントが2つの部品で、部品原点の反対側ジョイントが対象になります。フレキシブル部品は、調整の対象外です。
調整判定範囲は、調整を適用するか判定するジョイント間の判定範囲です。8字路線など接続誤差が大きくなるレイアウトは、5mmに設定すると適切です。