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アイマジック規格線路#

仮想鉄道模型向けの線路規格です。広大な仮想空間を有効に活用できる大半径カーブレールや道床付きフレキシブルレールなどが特徴です。

R2規格#

リビジョン2規格の線路です。

線路、道床が、実際の線路に近いデザインになりました。リアルな外観の線路です。新しいポイント、大半径カーブレールなど、使いやすさとリアルさを両立しています。道床、枕木の種類によって分類された部品群で構成されます。

基本規格#

線路幅は、9mmです。レールは、在来線、新幹線いずれにもマッチするようにデザインしています。

基本線路長 128mm
高架区間の橋脚標準高さ 50mm(水平区間)
高架区間の線路の高さ 50mm+5mm=55mm(5mmは高架橋の厚み)
基本複線間隔 34mm
拡張複線間隔 51mm
島式ホーム複線間隔 68mm
新幹線島式ホーム複線間隔 76.5mmから76.9mm (組みあわせる線路によって変動します)

規格

幅広道床仕様#

線路を基本複線間隔で並べた場合、線路間の隙間がなくなるワイドな道床仕様になっています。このため、幅広い道床の線路と組みあわせ可能な新幹線高架橋、R2築堤とあわせてご利用下さい。VRM4互換の高架プレート、築堤は、幅広道床がはみ出る場合があります。

既存線路との接続#

既存のアイマジック規格線路、トミックス規格線路のいずれにも接続できます。線路の断面は、それぞれ異なります。”ATB-CAP”部品で、道床の断面をふさぐことで断面部分を処理できます。旧規格のアイマジック線路とは、ポイントの仕様がことなります。ポイントを含む線路を接続する場合は、ずれが生じる可能性がありますのでフレキシブルレールなどで調整してください。

バラスト本線レール#

PC枕木と本線用のバラスト道床で構成されたレールです。既存レールと互換性を維持しつつ、実際の鉄道で使用されているバラスト道床を再現するために、道床全体を2mmかさ上げしてあります。

ポイント#

ポイントは、トングレール、床板など実物のディティールを組み込んだ新しいデザインになっています。分岐側の曲線部分は、単一の半径をもつカーブレールではなく、複数の半径を組みあわせた複合曲線になっています。複合曲線により、分岐側の間隔が正確な数値になっています。

ポイント

主半径 分岐角度 分岐幅 全長
IP495 495mm 15 17mm 128mm
IP742 742mm 15 25.5mm 192mm
IP1936 1936mm 7.6 17mm 256mm

ポイントと組みあわせて使用するポイント補助カーブレールも複合曲線で構成されています。

IP1936に接続するレールは、通常のメニューなどの回転操作では最小で1度単位の回転になるため、オプションに回転角度に入力して小数角度を設定してください。

補助直線レール#

分岐幅の調整などに使用するレールです。

実際の長さ 調整内容
IS066 66.25767555 64mmを15度傾けた長さ s66
IS064.5 64.56198572 64mmを約7.6度傾けた長さ s645
IS132 132.5153511 128mmを15度傾けた長さ s132
IS166 165.6441889 160mmを15度傾けた長さ s166
IS181 181.019336 128mmを45度傾けた長さ s181
IS034 34.0 複線幅
IS051 51.0 拡張複線幅

補助曲線レール#

ポイントと組みあわせたり、複線間隔を調整するときに使用するレールです。

カント付きレール#

曲線通過時に車体をカーブの内側に傾けるため、外側のレールが高くなって(=カント)います。カント付きの本体レールとその前後に配置するカント量が徐々に変化するレールの3種類を組みあわせて構成します。

R1規格#

VRM4時代に制作されたバラストレール、スラブレールなどがリビジョン1になります。

基本複線間隔 34mm
島式プラットホーム複線間隔 68mm
基本直線レール長 128mm
高架区間の高さ・橋脚本体の高さ 50mm(水平区間)
線路路盤の高さ 50+4.5=54.5mm(単線高架橋の場合)※4.5mmは高架プレートの厚み

ポイントの数値仕様#

表記半径 角度 直線部分の長さ データ半径 分岐間隔
495 15 128mm 494.55402mm 16.8515mm
742 15 192mm 741.83103mm 25.2772mm
980 15 256mm 989.10805mm 33.7030mm